電車内の魚(仮)

毎日少し文章。

7/14

 心が安定しすぎても荒みすぎても創作に手がつかなくなるの、どうにかしたいけど多分どうにも出来ないんだろうなと思う。やる気のコントロール方法を身につける方が現実的な気がするけど、その方法を見つける事が自分にとって現実的じゃないのがネック。無。

 お金とかも魔法とかも、どんなにあったって使う先とそれによる気持ち良さがないと何の意味もないなと思う。けど何もない環境で幸せになれる自信はないから、何か熱中できるものとそれにお金を投じる狂気はもっと欲しい。

 狂気が心の平穏を生む。狂気こそ正義。

7/12

 結局苦しい事から目を背けられてる間は気が楽になる。根本的な解決はしなくても、それはそれで良いというかその問題自体を頭から忘れさせてるので。とりあえず週末の間はそれが続きそうなので良いです。その日暮らしな生き物なので。

 形に残る事をしたい気持ちもあるけどやる気が起きるまでずっと待っていて、一生その機会は訪れなさそうな気がしている。ここで文章を書いているだけまだましなのかもしれないけど、分からない。分からない事だらけ。

7/11

 人生って実際何がどう楽しいのかと思った時、何も楽しくない。その中で1つ2つの楽しみを見つける事は出来るかもしれないけど、根本的には楽しくない。これは本来楽しくない事に今更気付けたのか、それとも楽しいものを楽しく思えなくなったのか、それは分からない。

 空気が悪い。色々と縁が切れていってだいぶ天涯孤独になりつつあるけど自由は感じられず、漠然とした不安ばかりが募る。お金も能力も意欲も足りない。

 幸い眠気は毎日沢山やってくる。解決も何もしないし真綿で自分の首を締めつつあるのを感じながら寝る。

7/10

 時は金なり。とまでは思っていないけど、本来自分のものだった時間が浪費されるのはとても心苦しい。もっと言えば相当にイライラする。かと言って何かをするでもなく、無駄に時間を食い潰している事の方が多いけど。

 予定が差し迫っている時と面倒な用事を済ませないといけない時、とにかく何も出来なくなる。その時を待ってる間は何も手につかなくなるし、面倒事はぎりぎりまで後回しにして、かといって遊んでも身に入らない。無駄だらけの人生、そして時間は戻って来ない。

 今夜も食い潰された時間にイライラしている。戻ってこないものだとは分かっているのに。解消法も忘れるか目を背けるくらいしか知らない。嫌な物事との上手い付き合い方を知るべきなんだろう。

 でもそれはすごく面倒くさいのだ。

7/9

 苛まれているとは分かっているつもりでも、上手くそれと向き合えない。テンションも気分もやる気も、自分勝手にうねるものだから力を絞れない。体力を無駄に放電して大半を消費しているような気分だ。

 とりあえず一歩前進した事も事実なのでそこは嬉しいけど、果たして良かった部分だけをピックアップして良い気分になるのは本当に正しいのか、それもまた分からなくなっている。蝿が飛んでいる。虫と湿気と暑さがなければ、夏は好きなんだけど。

 日付が変わったらコンビニに行こう。今年初めての、24時間一歩も外に出ない実績を解除してから。報酬のアイスを買いに行く。

7/8

 曜日から開放されたような気分である事には間違いない。けれども、この憂いは背中に纏わりつき、肺に入り込み、脳髄に染み込んでいる。

 目を背けた先が暗闇である事に気付いてしまってから、まだ夜空は厚い雲に覆われたままだ。明かりもなく、いたずらに時間が過ぎていく事に焦りと苛立ちと恐怖を覚える。段々と人生の長さを意識し始めたのだろうか。

 もう若くない。誰がなんと言おうと。それでいて、未だに道を見つけられずにいる。それを良しとするかしないかは、自分次第なのだろう。

 まだ、遅くないはずだ。