2019-07-08 7/8 曜日から開放されたような気分である事には間違いない。けれども、この憂いは背中に纏わりつき、肺に入り込み、脳髄に染み込んでいる。 目を背けた先が暗闇である事に気付いてしまってから、まだ夜空は厚い雲に覆われたままだ。明かりもなく、いたずらに時間が過ぎていく事に焦りと苛立ちと恐怖を覚える。段々と人生の長さを意識し始めたのだろうか。 もう若くない。誰がなんと言おうと。それでいて、未だに道を見つけられずにいる。それを良しとするかしないかは、自分次第なのだろう。 まだ、遅くないはずだ。